犬猫本来の身体にあった食事を提供するために、フード作りにおいて最も注目したのは「進化の過程」です。
犬も猫もルーツを辿るとミアキスという肉食動物に辿り着きます。肉食であった期間の長さから見ても、犬も猫も植物性より動物性の食材の方が身体にあっていて消化吸収しやすいと考え、ペットスタンスではメインの原材料に動物由来のタンパク質を使用しています。

犬の祖先であるオオカミは、集団で狩りをする肉食動物です。単独で小動物を狩ったり、時には魚を捕えて食べることもありますが、集団行動により自分よりも大きい大型の哺乳類を巧みなチームプレイで捕えます。なかでも鹿を中心とした反芻動物が一番の獲物とされており、ドッグフードに入手の難しい野生鹿肉を使う理由がここにあります。

猫は元来、単独で狩りをする肉食動物で、獲物を少しずつ食べる習性があります。また、猫はもともと砂漠の生き物とも言われており、あまり水を飲まず獲物を丸ごと食して水分を補っていました。そのため、メインフードは水分を多く含有しているウェットフードを、衛生面を考慮して置きご飯には保存のきくドライフードを、上手に組み合わせて与えることを推奨しています。

狩りをする動物は、獲物の”肉”だけでなく、血や内臓、獲物の胃に残った未消化の植物・穀類など、そのすべてを食します。そのため、フードにも、獲物と考えられる動物が主に食べてきた植物や穀類などを吟味し適量を使用しています。

生鮮品を都度仕入れる、遺伝子組み換えのものは使用しないなど、原材料の安全性も考慮しています。

また、長寿には”腸内環境”がとても重要です。少量の穀物やサツマイモ、ビール酵母、オリゴ糖、乳酸菌H61、エンザミンなど。各フードの特徴に合わせて、腸内フローラを整える食材もバランスよく配合しています。

幼犬・幼猫からハイシニアまで。毎日食べるフードだから、シンプルな処方で、身体に負担がかからないよう配慮しています。
厳選した食材を、安心の国内で丁寧に調理。
見た目をよくするための着色料や製造助剤、不要な香料や保存料なども使用していません。

厳選した食材の質を保つために「低温低圧製法」で調理しています。大量生産はできませんが、ゆっくり丁寧に作ることで、素材の栄養素を壊さず、タンパク質の変性や油脂の酸化、身体のサビの原因となるAGEsの生成も抑制できます。また、「無発泡製法」により、毎日の食事で消化器官を活性化させ、健全な機能を維持できるようサポートします。