国産・鹿肉ペットフード専門店

アイコン0120-40-1387
アイコン【受付時間】10:00~21:00(年中無休)

食欲の秋!食事タイムを豊かにする エンリッチメント

「エンリッチメント」とは、元々動物園などで注目されるようになった動物福祉の考え方ですが、ヒトに飼育されている犬にも代用し考えることはとても有益です。

環境エンリッチメント

「環境エンリッチメント」とは「動物福祉の観点から、飼育動物の幸せな暮らしを実現するための方策」のことを指し、動物の飼育環境を豊かに
することで“正常な行動の多様性 ”を引き出し、異常な行動や不自然な行動を減らし、「行動」と「精神」を正常に保ち導くための工夫を指します。

ペットのエンリッチメント

本来なら多くの時間と能力を獲物や餌を得るために費やしている動物達ですが、ペットとして飼育されている犬は決まった時間に満足な量の食事が提供されるため、持って生まれた身体機能を十分に使う機会を与えられずに過ごしていると言えます。
そのため、活動量が不足しお腹が空いていない=食事を食べない、使わずにある身体的機能を使うため飼い主にとっては不都合となる悪戯行為をする、などの行動が現れます。

犬 が 本 来 持って生 まれ た「 身 体 的 機 能 」
臭いを嗅ぐ/獲物を探す/歩く/走る/ジャンプする/掘る/くぐる/噛む/引きちぎる…etc

これら正常な行動を引き出し、さらに多様性を持たせる工夫をする事で、愛犬の「精神的」「行動的」満足に繋がります。

 

例えば「宝探しゲーム」

食事をコングのようなものに入れたり、タオルに包んだり、段ボールに隠したり。知育玩具と言われるものもたくさん出ていますが、身近にあるペットボトルやハンカチ、大小の段ボールなどでも十分に遊べます。

初めは「え?」「何これ?」「どうやるの?」と戸惑い固まってしまう子もいますが、そういった場合は愛犬に合わせて出来るステップから徐々にレベルアップしていきます。
そうすると、犬たちはあっという間に楽しさに気付き、部屋中ご褒美を求めて臭覚を研ぎ澄ませ探し回り、段ボールにジャンプしたり、奥にあるそれを取るために手を伸ばしたり、ほふく前進したり、後肢を使ってバックしてみたり、結ばれたハンカチを解くために手や口を使いお顔をブンブンさせご褒美をゲットするなど、様々な行動が引き出されます。
このように「環境」を提供してあげることが、”犬らしさ”を引き出し「こころ」と「からだ」を満足させてあげるケアに繋がります。
フードをなかなか食べてくれなかった子が、このような工夫をすることでごはんを食べるようになったという事例もあります。
ぜひ、毎日の食事タイム・おやつタイムを愛犬のエンリッチメントを高める時間として活用されてみてはいかがでしょうか。

 

関連記事

PAGE TOP