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専門家インタビュー

動物にミネラルウォーターはNGか?

「ミネラルウォーターより水道水の方が良いのでは?」という疑問をよく聞きます。
近年、人々が水道水ではなく、ミネラルウォーターや浄水器を使用した水を飲むようになったのは、「栄養価が高い」などの理由ではなく、安全性を考えてのことだと思います。

「透明=安全」 とは言えない

日本の水道水は世界の諸外国と比べて安全性が高く、世界に誇れるほどのクオリティを持っていると言われてきました。
しかし、日本とアメリカの水質基準を比較してみると、アメリカは飲料水中の農薬や発がん性物質等の指定項目が日本よりも数多くあり、安全性についての考えに開きがあります。

さらに、2022年日本では水道の水質基準等の改正方針案も適用され、残留農薬の基準が緩和されています。
また、化学肥料や農薬や鳥・家畜の糞尿等によって生み出される「窒素化合物」が、大地に溶け込んで地下水に成分として含まれています。この水が水道水源として使われることで、飲料水の汚染を引き起こします。

中でも「亜硝酸態窒素」を含んだ飲料水が大量に体に入ると、チアノーゼ(窒息状態)を引きおこしたり、体内で発がん物質に変化したりと、人体に影響を及ぼす可能性が示唆されています。残留塩素は、皮膚の乾燥や、ビタミンCを破壊すると言われています。
さらに水道管の劣化からくる酸化、酸化鉄(赤錆)の問題も残されています。

ミネラルウォーターは本当に与えてはいけないのか?

「ミネラルウォーターをペットに与えても大丈夫ですか?」という質問をよく受けますが、特に大きな問題はないと思います。
多くの飼い主様は、ミネラルウォーターを飲ませると「結石」ができやすいと考えられているようですが、そのような実験的研究も臨床成績もありません。

水にはさまざまなミネラルが溶け込んでいますが、このうちカルシウムとマグネシウムの割合を表わした数値を「硬度」といいます。この硬度によって、日本では軟水・中硬水・硬水などに分けられていますが、それぞれの特徴があり、良い悪いという議論があります。

日本国内で採水される水は、地形や地質の特性から、硬度100以下の「軟水」が多いようです。水道水も軟水です。軟水はミネラルの含有量が少なく、胃腸障害など起きにくいでしょう。
一方で硬水はミネラルを多く含みます。しかし、硬水を飲むことで結石ができるのであれば、硬水が多いヨーロッパで生活する人々や犬猫には結石が多発するはずですが、そのような事実はありません。

体や免疫力を維持するための栄養素としてミネラルはとても重要なので、ミネラルウォーターからミネラルを摂取するというのは悪いことではないと思います。 それが直接的に結石に結びつくとはとても考え難いと思います。

ミネラル量は食事と一緒に考える

ミネラルウォーターにはカルシウムやマグネシウムなどの電解質が入っていますが、その量というのは水だけではなく、食べ物と一緒に考えなくてはなりません。
結石ができやすい子は、食事中のミネラルとともに、ミネラル量が301㎎/ℓ以上の「硬水」はさけるなど、配慮して飲み水を与えてください。

日本の安全な水の基準値は、体重が50㎏のケースで計算されているため、赤ちゃんや小さなお子さん、人よりも体の小さな犬猫、特に老齢化が進んでいる犬猫が飲むことを考えると、これらの問題をクリアした水が健康維持には必須だと思います。

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