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専門家インタビュー

愛犬・愛猫の腎臓のトラブル ~老齢化とともに機能が低下 早めのケアが肝腎かなめ!~

腎臓の機能には、
⒈尿を作る
⒉体内環境を整える
⒊血圧を調整する
⒋血液を作る働きを助ける
⒌強い骨を作る
などの重要な役割があります。
腎臓は腰辺りに左右1つずつあり、「ネフロン(腎単位)」という小さな構造がそれぞれ尿を作っています。ネフロンは猫で約40万、犬で約80万個あります。ネフロンは①糸球体(血液を濾過する毛細血管の塊)②ボーマン嚢(糸球体を包む袋)③尿細管(糸球体で濾過した原尿から体に必要なものを再吸収し、必要でないものは尿として排泄する管)の3つで構成されています。

腎機能の低下

腎臓が悪くなると、糸球体の働きが異常になり、本来、体に残すべきものが漏れ、様々な症状が現れます。
例えば、尿にタンパクが出る「タンパク尿」。余分な水分が排泄できないとむくみが出て、血圧に影響します。腎臓検査に使われるクレアチニン、BUN(尿素窒素)や尿酸など、腎機能が低下すると血液中の数字が高くなり、ひどくなると尿毒症に繋がる恐れがあります。
クレアチニンは筋肉代謝に関わる老廃物で、正常な場合は尿の中に排泄されますが、腎臓の濾過力が低下すると、血液中にたくさんのクレアチニンが残り、血清クレアチニン値が高くなります。

慢性腎臓病のステージ

ワンちゃんやネコちゃんの慢性腎臓病は、右下の図表のように4つのステージに分類されます。ステージ1では腎機能は正常の1/3まで低下、ステージ2では1/4まで低下しますが、症状としては見えにくいです。
腎臓は一方が休めば一方が働くなど、役割を代替しあう事ができるためステージ1や2では、ほとんど自覚症状はありません。そのため定期検診などで、突然、腎臓が悪いと診断されることがあります。

(慢性腎臓病の治療についてはこちらをご覧ください)

中医学の捉え方

中医学の「腎」は西洋医学の「腎臓」とは意味合いが違います。「腎の系統」を意味し、腎臓を中心に多岐に繋がっているところを一つのグループと捉えます。
「腎は水を司る」とも言われ水分代謝に関与します。現代医学でいう「腎臓で尿を作り、老廃物を排泄する」働きがあります。
また、腎は精を貯蔵する「蔵精」の働きがあり、造血や生殖、成長発育など、生まれてから、老化、死ぬまでの全てに関連するところです。そのため「先天の本」と言われ、五臓の中で最も重要視されます。「腎は命の源」と言っても過言ではありません。
加齢や過労などにより腎機能は低下するため、中医学では「補腎」は大切に考えられています。

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