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Vol.47 ダックスフントさんのご相談あるある

ダックスフントさんはブームだった20年ほど前は本当に多く、鵜飼い状態で複数頭のダックスさんをお散歩させている人をよく見かけました。この状態からもわかるように群れでの統制は比較的取りやすいです。リーダーに「右へならえ」するので、ダックスさんの多頭飼いをしている方のご相談に多いのは「ひとり吠えるとみんな吠えてしまってうるさい」という内容。まさに「リーダーにならえ! 」ですね(笑)。しかしそんな性質ゆえ、大勢だと威張りん坊なのに、ひとりにされると別犬かと思うほど静かでおとなしい。これが多頭飼いダックスさんのあるあるです。
こういうケースの場合は、「最初に吠える子」をリーダー格と見なし、その子をおとなしくさせるとよいです。ダックスさんも例にもれず「自分は賢い」と信じている子が多いので、「吠える子はおバカさんの証拠だよ」という言い聞かせがとても効果的になります。

一方で単頭飼いのダックスさんは「おとなしくて賢くて優しい」という印象を持っている飼い主さんが多いと思います。本来のダックスさんの気質って実はこれなのです。
実際にセッションをしていても、ダックスさんは家族のことをよく見ています。そして空気を読むのが上手で、献身的な性質を持っています。一方で頑固で一途なところに手を焼く飼い主さまも多くいらっしゃいます。

飼育頭数はトップクラスなのに、「群れると吠える」というご相談以外の「困った」が少ないのがダックスさんの特徴です。とても一緒に暮らしやすい犬種なんですね。
そんな子たちだからこそなのですが、体調に関して「これくらい大丈夫!」ってギリギリまで頑張る子が多いのもダックスさんの傾向として挙げられます。ご家族もそれを知っているから「この子、無理して隠してないかしら」と心配する方も多いです。しかしダックスさんの気質から言うと「黙っているうちはそうさせて(がんばらせて)」という気持ちなんです。

こうなると人と犬とのせめぎ合いになりますので、動物対話士の出番です。「どっちの気持ちに合わせた方が最終的に幸せか」を話し合ってもらいます。時に「人が譲った方がいい」ということもあります。「絶対に人のいうことを聞かせなければならない」ということはありません。
そういう意味でもダックスフントさんは「人と動物とが対等に生きる」を考えさせてくれる人生の良きパートナー。犬と暮らすというより「形の違う家族」として、飼い主である人間の器を広げてくれるワンコさんです。

人もワンちゃんもネコちゃんも、心地よい暮らしを…。

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